忍者ブログ

日々の暮らしの問題

日々の暮らしの問題

entry_top_w.png
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
紅茶を美味しく入れるためには、入れ方も大事ですが、道具の選び方も重要になってきます。

まずは、紅茶を入れるためにはなくてはならないティーポットについてです。

ティーポットの役割は茶葉をしっかりと蒸らすことです。
紅茶の美味しさは、この蒸らし時間中での、ポットの中の茶葉の動き(ジャンピング、対流)と抽出時間で決まってきます。

つまり、紅茶の三大要素である「香り」「味」「色」の中で、「味」と「色」は、このティーポットで決まってしまうということになります。

よいティーポットの選び方のポイントをまとめてみましょう。

1.形は出来るだけ丸いものを選びましょう。
丸みを帯びていた方が、ポットの中で茶葉がよくジャンピング(対流)します。

2.ふたがきっちりと閉まり、保温性の高いものを選びましょう。
蒸らしている間に温度が下がってしまうと、ジャンピングが起きにくくなります。

3.鉄分の含まれたポットは使わないでください。
紅茶のタンニンがポットに含まれる鉄分と化合して水色を黒っぽくさせるばかりでなく、香味も損ないます。
ボーンチャイナなどの陶磁器製か銀製のティーポット、あるいはガラス製ものを使いましょう。
緑茶用の急須でも大丈夫です。

4.注ぎ口水切りのいいものを選びましょう。
最後の一滴は「ベスト・ドロップ」と言われ、一番美味しいと言われています。
水切りのいいものを選び、最後の一滴まで紅茶を味わいましょう。

ガラス製のポットは、ジャンピングの状態が確認でき、紅茶の色がわかりますので便利です。
PR
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
イギリスでは、紅茶を飲むときにミルクは先に入れる(Mill in First=MIF)か、後に入れる(Milk in After=MIA )かの論争が、昔からありました。
MIAの言い分の一つは、紅茶を先に入れてミルクを注ぎ足す方法はミルクの量を調節して飲むことが出来るというものです。
反対にMIFの人たちは、あとからミルクを注ぎ足すと紅茶の風味が悪くなるといいます。

作家や茶商たちも、エッセイなどでいろいろな意見を主張しています。
例えば、有名な茶商であるトワイニングは、「ミルクは先にいれるべき」だといっています。
紅茶の美味しい淹れ方の、他の部分については、異論はないのですが、ミルクについてのみ、昔から意見が分かれていました。

イギリス人らしいユーモアを交えてのこの論争は、2003年6月24日に発表された英国王立化学協会の「一杯の完璧な紅茶の淹れ方」でピリオドが打たれたようです。

10か条ある、その完璧な淹れ方の8条目にミルクについて言及されています。
それによりますと、カップにまずミルクを注いでから、続けて美味しそうな色合いになるまで紅茶を注ぐのが完璧な淹れ方になるそうです。

その理由は、牛乳のたんぱく質の熱変性によって、紅茶の風味が損なわれるのを防ぐためだそうです。
たんぱく質は、温度が75℃以上になると熱変性が起きますが、淹れたての紅茶にミルクを注ぐMIAでは、急激な温度差により熱変性が起きやすくなります。

このことにより、科学的にはMIFが美味しい淹れ方ということが結論付けられました。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
スリランカの紅茶生産量はインドについで世界第2位となっています。
輸出量は世界第1位で、スリランカ産の紅茶は世界中で飲まれています。
インド洋に浮かぶ、九州よりも少し大きいくらいの島国で、独立前はセイロンと呼ばれていました。
今でもスリランカの紅茶はセイロンティーと呼ばれ、紅茶の代名詞にもなっています。

赤道の近くに位置し、季節風の影響もあり、一年中茶葉の収穫できます。
そのため、インドのように、茶葉の収穫時期によってファースト、セカンド等と区別される事はありません。
セイロンティーの品質区分は製茶工場の位置する標高によって区分されています。
◆ハイグロウンティー(高地産)
標高4000フィート(約1300メートル)以上の工場で作られる紅茶のこと言います。
品質は高品質で、ウヴァ、ヌワラエリヤ、ディンブラは、セイロンティーの3大ハイグロウンティーです。
爽快な渋みをあわせ持つデリケートな味と香りを持ちます。
◆ミディアムグロウンティー(中地産)
標高2000~4000フィート(約650~1300メートル)のところにある製茶工場で作られる紅茶のことを言います。
コクと、芳醇な香りを持ち、ブレンドのベースにも使われます。
◆ローグロウンティー(低地産)
標高2000フィート(約650メートル)以下のところで作られる紅茶のことを言います。
セイロンティーの約半分はローグロウンティーになります。
香りは弱くなりますが、水色は濃くなります。

セイロンティーは一般的に標高が高いところで作られるほど、水色は薄くなり、味・香りともに良い高級茶となります。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
紅茶生産量世界一のインド紅茶の中でも、ダージリンはキーマン、ウヴァと並ぶ世界3大銘茶の一つとなります。
紅茶のシャンパンともいわれており、独特な上品な香りと風味を楽しみために、多くはストレートティーで飲まれています。

産地はインド北東部ヒマラヤ山麓の標高2000メートルの高地にあり、日中と夜間の激しい寒暖差が、独特の味と香りを作り出す条件ともなる霧を発生させます。
雨季と乾季があるため、収穫時期によって紅茶の味わいが違ってきます。

収穫期は3~11月ですが、3・4月に収穫されるものをファーストフラッシュ(一番摘み・春摘み)と呼び、収穫量が少ないため貴重とされています。
水色は金色に近い淡いオレンジ色で、新芽が多いことから若々しい香りを持ち、ストレートティーに向いています。

5・6月に収穫されるものをセカンドフラッシュ(二番摘み・夏摘み)といい、味、香りともに最も良い最高級品です。
水色はやや濃い目のオレンジ色です。
マスカットフレーバー(ぶどうのマスカットを口に含んだような香り)と呼ばれる独特な香りをもち、柔らかな甘みとすっきりとした後味があります。
ストレートティーで味わうのが、その風味を一番堪能できる飲み方です。

10・11月に収穫されるものをオータムナル(秋摘み)といいます。
茶葉も厚くしっかりとし、味には渋みが加わり、水色はやや赤みがかった濃い色となります。
ストレートティーはもちろん、ミルクティーにも良く合います。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
香辛料やハーブ、フルーツなどのなかには、紅茶に入れて飲むことで、健康を保つ働きをするものもあります。

家庭で簡単にできる飲み方をご紹介しましょう。

◆シナモンミルクティー
シナモンに含まれているシナミックアルデヒドは、その独特な香りで嗅覚を刺激し胃の機能を高めるとともに、直接に消化器粘膜を刺激して消化液の分泌と腸のぜんどう運動を活発にし、胃を健康に保つことが知られています。
【効用】
胃もたれ、食欲増進、健胃
【作り方】
1.茶葉1杯分を、水と牛乳各1/2カップとシナモンスティック1/4本と一緒に小鍋にいれ、煮ます。
2.茶こしでこしながらカップに注ぎます。
3.ホイップクリームをのせ、シナモンスティック1本を添えます。

◆パイナップルティー
パイナップルに含まれるブロメラインはたんぱく質を分解する酵素です。
肉類の消化を助けますので、特に肉料理の時に一緒に飲まれることをおすすめします。
ブロメラインは生のパイナップルにしか含まれません。
缶詰のパイナップルやパイナップルジュースではなく、生のものを使いましょう。
【効用】
消化促進
【作り方】
1.グラスにたっぷりと入れた氷の上から、パイナップル一切れを絞って果汁をかけます。
2.2倍の濃さに淹れた紅茶を、氷の上から注ぎます。
3.もう一切れのパイナップルを上にのせて飾ります。
砂糖を加える場合はポットの中で溶かしておくか、市販のシロップを出来上がりに混ぜてください。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
フリーエリア
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
バーコード
plugin_bottom_w.png
Copyright 日々の暮らしの問題 by No Name Ninja All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ
忍者ブログ [PR]