輸入住宅の特徴

輸入住宅は、海外の設計思想と海外の資材やパッケージを輸入して住宅を作ることです。
輸入住宅は、日本の住宅の設計とはまったく違った考え方で造られており、デザインや間取り、性能などに違いがあります。
輸入住宅の特徴は、仕切りをなくし間取りを広くとっているところでしょう。
住宅のモジュールにも違いがあり、輸入住宅は日本よりも基準が多く取られているため、部屋の広さや窓の大きさ廊下の幅などに違いがあるようです。
輸入住宅は、海外の発想を取り入れようと使用されるようになったようです。
しかし輸入住宅をそのまま使用することは少なく、日本の文化を取り入れた設計にする必要があります。
例えば、海外では靴を脱ぐ習慣がありませんが、日本では、玄関で靴を脱いで生活しています。
そのため、玄関に上がり框を設ける必要があり、他にも和室やお風呂などにも違いがあります。
輸入住宅は、海外の設計思想をアレンジして日本のライフスタイルに合わせて造られているのです。
輸入住宅の資材やパッケージは、住宅に必要な資材をすべて輸入してまかなっているわけではないようです。
輸入されているのは、構造材やインテイア部材がほとんどで、後は国産品が使用されています。
すべてが輸入ではないですが、大半の資材を輸入していることで、輸入住宅と呼ぶようです。