北欧アンティークの魅力

北欧の家具は現代風なタイプからアンティークなものまで幅広く、日本の純和風家屋においても相性が良いことから、年齢問わず人気が高くなっています。
アンティークの魅力はなんといっても長い時間を経てうまれた風合いや、歴史を感じさせる佇まいにあります。
ただ古いだけではなく、しっかりと作られている北欧のアンティーク家具は、100年以上の時を経てもとても丈夫になっていて、人工的に作られる事の出来ない色合いが魅力となっています。
北欧には良い家具を1生涯使い続けるといった事が普通のため、お手入れや修理もこまめに行い、とても大切に使い続けているのです。
その為、アンティーク家具であっても傷みは少なく、良質のまま次の世代に引き継がれていっています。
アンティークの魅力にとりつかれた人は、ダイニングテーブルをはじめイスやソファー、照明器具や小物に至るまで収集を行う人が多くいます。
家具作りの技術も優れているヨーロッパは家具に対する愛着も高く、いろいろな思いや気持ちを込めてメンテナンスを行っている人が多い為、アンティーク愛好家はそういった思いを受け継ぎ、使い続けていくという魅力も持っています。
暖かみがとても感じられる北欧の家具は、部屋に入るとほっと出来る空間を作り上げる不思議な魅力を感じられます。

コーディネートしやすい北欧アンティーク

最近は北欧の家具や雑貨の人気が高く、アンティーク以外にもホップなカラーの雑貨や子供用品などの人気が高くなっています。
雑貨は鮮やかなカラーの物などもありますが、家具は木目を活かしたシンプルなザデインが多く、近代的な家や純和風の家などどんな空間にもコーディネートしやすくなっています。
北欧諸国で作られた家具のアンティークは暖かみがあり、世界中にファンやコレクターがいることでも知られています。
使い続ける程味が出て暖かみも増すと言われている北欧のアンティーク家具ですが、やはりシンプルであるためにどんな場所にもマッチする事が、これだけファンが多いという理由の1つと言えるでしょう。
新しい家具を購入する際のポイントとして、今まで部屋に合った家具と調和させるという事がとても大切になりますが、北欧のアンティーク家具はコーディネートがしやすいため、購入後の失敗という事があまりありません。
全てを北欧家具で統一している人は何の問題もありませんが、他の家具でも調和しやすく、コーディネートに自信の無い人でも上手くまとめることが出来るでしょう。
天然素材で作られている北欧の家具は耐久性も高く、長年使うには何の問題も無く、価格も幅広いため少しずつ収集してコーディネートいくという人も多くいます。

北欧雑貨でキッチンを楽しく

北欧スタイルのキッチン雑貨は、機能性に優れ、見た目がハイセンスなので、毎日使いたくなるような、つい手にとってしまうようなものばかりです。
北欧雑貨は自然素材を活かし、シンプルでナチュラルなのが特徴です。
ですから、日本にいながら海外にいるような、そんな気分にさせてくれて、自然の温かさも感じられる北欧雑貨の人気が高まっているのも当然なのかもしれません。
キッチンツールで、日本でもよく目にするのはＢｏｄｕｍ（ボダム）ではないでしょうか。
デンマーク・コペンハーゲンで生まれたボダムといえばコーヒープレスがとても有名です。
あのスターバックスのグッズにもボダムの物があります。
キッチンツールもとてもシンプルなデザインで、使いやすいと評判です。
日本だけではなく世界中で愛されているブランドの１つです。
また、キッチンツールといえばスウェーデンのメーカー、ボダノバも見逃せません。
陶磁器やガラス製品など、北欧雑貨の製品がかなり充実しているブランドです。
「毎日使う物こそ良いデザインのものを」をコンセプトにしているボダノバの製品は、デザインがとてもおしゃれで、贈答品としても喜ばれているそうです。
他にもデンマークのダンスクなど、北欧雑貨の一流ブランドは多々あります。
キッチンツールをちょっとおしゃれにするだけでも、毎日お料理をするのが楽しくなるでしょう。

北欧雑貨でリラックス

日々の疲れをとりたい、ストレス解消がしたい。そんなとき、北欧雑貨のリラックスグッズがおすすめです。
シンプルでナチュラルな北欧雑貨は見ているだけでもリラックスできる物も多くあります。
ソファーや椅子、家具なども木のぬくもりを感じられるものがたくさんあり、リラックスチェアという商品も販売されています。
手軽に北欧雑貨でリラックスしたいのなら、ピローやアロマオイル、ハーブティーなどのリラクゼーショングッズがおすすめです。
ピローはレンジで温めて肩や首、腰などに当てるタイプのものが多く、ラベンダーなどのハーブの香りが心地よく、とても癒されます。今は目元専門のアイピローも増えてきました。
アロマオイルやエッセンシャルオイルはアロマテラピーとしてよく使われていますよね。
自分にとって心地よい香りのものを選べば、リラックス効果が高まります。
北欧といえば、白樺のグッズも有名です。
昔からヨーロッパでは白樺を薬用として使用してきたそうです。白樺の入浴剤はお肌がツルツルになると評判です。
また、北欧雑貨といえばフィンランド生まれのムーミンを思い浮かべませんか。
ゆったり、のんびりとした雰囲気のムーミングッズは心がやわらいで、ストレスが解消されます。
ツボ押し人形や湯たんぽカバーなどがあって、どれもかわいらしくて癒されます。

北欧雑貨を作り出すデザイナー

北欧雑貨は機能性に優れデザインも洗練されており、多くの人たちを魅了しています。
そんな北欧雑貨を作り出しているデザイナーとは、どんな人たちなのでしょうか。
北欧雑貨の代表的なデザイナーと言えば、アルヴァ・アアルトやハンス・ウェグナー、アルネ・ヤコブセンなどが挙げられます。
アルヴァ・アアルトは1898年フィンランドに生まれ、生活雑貨から家具まで機能主義的な作品を残したデザイナーです。
彼の作品はシンプルな上に造形美があり、多くの人に愛されています。
ハンス・ウェグナーは、1914年ユトランド半島に生まれ、デンマーク家具の黄金期を作った代表的なデザイナーの一人です。
彼の作品の中で特に注目されているのが椅子で、形と機能を簡素化し温かみのある木の質感を活かし洗練されたデザインが特徴です。
デンマークのアルネ・ヤコブセンも北欧雑貨のデザイナーとして非常によく知られています。
機能性に加えて、温かみとユーモアのあるデザインの椅子やテーブルが特徴です。
アルネ・ヤコブセンの成型合板でできている「セブンチェア」はあまりにも有名な作品です。
他にも多くのデザイナーたちがスタイリッシュな北欧雑貨を生み出しており、世界中の人たちを楽しませ続けています。