北欧アンティーク家具の選び方

北欧のアンティーク家具に憧れて購入を検討している人は、家具の選び方をきちんと行うことが大切になります。
家具を購入となるとデザインを一番の条件にする場合が殆どですが、実際にアンティーク家具を搬入した後で、部屋との相性やイメージが違ったという失敗をする人も沢山います。
北欧の家具はシンプルなデザインが多くなっていますが、レイアウトをきちんと考え、イメージを作り上げると言うことがとても重要となってきます。
アンティークショップに行ってどの家具にするかを悩む前に、設置する部屋でイメージを作り、どの位置に配置をするかを確認して行くようにしましょう。
天井の高さや窓の位置、コンセントの位置などもきちんと確認し、ドアがちゃんと開くのか、部屋に家具を搬入する余裕が入り口あるかなどの確認もした方が、失敗なくイメージ通りの部屋が作れます。
そうした作業をした上で、北欧のアンティーク家具のデザインや色などを決め、ショップ巡りをすれば、イメージ通りのコーディネートが出来ます。
部屋の家具を北欧家具で統一したい場合は、セットで売られているアンティーク家具を購入することで、スッキリとまとまるのでお勧めです。
もちろん好きな北欧家具を少しずつ配置する方法も、オリジナルのコーディネートを楽しめるので、センスに自信がある人はチャレンジしてみてください。

北欧アンティーク家具のデザイナー

スウェーデンやノルウェーで作られた家具のファンは多く、シンプルなデザインなのに見ただけでそれが北欧家具と分かる人も多くいます。
アンティーク家具の愛好家も多く、固くしまった自然林で作られている家具は耐久性に優れ、良い物を長く使うという気持ちがある人たちによって大切に使われてきた家具になります。
北欧アンティーク家具の有名なデザイナーの1人として、【ハンスウェグナー】がいますが、モダンデザインの代表的人物と言っても良いでしょう。
【ハンスウェグナー】の代表作としては、シェルチェア、Yチェアなどが有名になっていますが、美しいフォルムは座りやすさも考えられたイスとなっていて、現在も多くの人に愛されています。
【アルネヤコブセン】も北欧アンティーク家具のデザイナーとしては有名になり、スワン、アント、エッグと名付けられたイスは使い勝手がとても良く、現在でも名作と言われています。
【フィンユール】は北欧の巨匠と呼ばれるデザイナーになっていて、独特の発想と想像力で作り上げられたデザインは【家具の彫刻家】と言われ、現在も多くのファンから愛されています。
デザイナーによって様々な違いがありますが、北欧のアンティーク家具に言えることは、木のぬくもりを感じることが出来、人々の思いが伝わってくると言うことです。

北欧アンティーク家具の設置場所

北欧家具の設置場所にはコンセントの位置や窓、柱の位置によって決める場合が多くなっていますが、その他にも気をつけた方が良い点がいくつかあります。
新品の家具も同様ですが、デリケートな北欧のアンティーク家具などを部屋に設置する場合、湿気の多さや日差しが当たる場所の確認も行った方が良いでしょう。
湿気が多い場所もアンティーク家具にとっては良くありませんが、エアコンの真下なども乾燥が酷くなるためお勧めできません。
直射日光が当たる場所に設置してしまうと、せっかく良い感じになっているアンティークならではの風合いも色あせてしまう可能性があります。
急激な温度の変化が生じるような場所はさけ、北欧家具ならではの風合いを壊さないような場所に設置することが、長く使用するためにはとても大切になります。
家具を置く床は水平な場所が理想となるのは当然ですが、どうしても無理な場合は厚紙などを下に敷くことで問題は解決できます。
北欧のアンティーク家具などは代々受け継がれていく物ですので、日頃のお手入れを行うのはもちろんですが、最初に設置する場所にも配慮が必要です。
どうしても最適な設置場所におけない場合は、そのアンティーク家具の素材などを把握してお手入れ方法や設置場所を専門家に相談してみましょう。

北欧アンティークテーブル

北欧の家具は日本でとても人気がありますが、新品よりはアンティーク家具の方が良いと言う人も多く、特に部屋の中心となるテーブルに拘る人が多くいます。
アンティークテーブルは今まで長い時間を過ごしてきた味があり、傷や汚れも魅力の1つとなっているのです。
北欧の家具は一生使う家具として作られているため、とても頑丈に作られている物が多く、使えば使うほど魅力が出てくる為、とてもファンが多くいます。
ダイニングテーブルはアンティーク家具の中でも人気が高く、部屋の中心の家具になるため、選び方も慎重に行った方が良いでしょう。
北欧のダイニングテーブルは希少価値の高いアンティークも多く、一般の人にはなかなか手がでない価格の物もあります。
手に入れやすい価格帯ももちろん数多くあり、クロスなどを変えることによって様々な演出が出来るのでお勧めです。
サイドテーブルとして売られているタイプは、小さいサイズから大きなサイズまで幅広いため、ダイニングテーブルとしても利用することも出来ます。
小さめのテーブルとしてはコーヒーテーブルがあり、北欧のデザインはとてもシンプルのタイプが多く、アンティークとしても気軽に楽しめます。
日常よく使うテーブルだからこそ、拘りをもって選び、一生の家具として使用することをお勧めします。

北欧アンティーク家具のお手入れ方法

アンティーク家具の愛好家は年齢を問わずとても多く、その中でも北欧の家具が最近とても人気となっています。
長い間大切に使われてきた家具はとても味があり暖かい気持ちにさせてくれますが、これから先もお手入れをきちんと行うことで、次々と受け継がれていく事になります。
北欧のアンティーク家具に限らず、日頃のお手入れとして柔らかい布でから拭きを行う事が基本となります。
その際に中性洗剤を使用することや、化学ぞうきんなどを使用してしまうと、シミが出来てしまったりツヤが無くなってしまう可能性もあるため、使用をしないように注意してください。
現代の家具の殆どは塗膜の厚いウレタン塗装を行っているため、家具にワックスをかける必要などありませんが、アンティークの場合は必要となります。
何もせずに使用していると徐々にワックスがはげてしまい、北欧アンティークならではの表面の美しさが無くなってしまいます。
北欧のアンティーク家具は特にデリケートに作られているため、家具専用のワックスを使用して2ヶ月に1回ほどの頻度で手入れを行いましょう。
アンティーク家具を長く使うためにも素材や特徴などを把握し、その家具にあったメンテナンスを行うように心がけましょう。